組み立て器具の主流!六角棒レンチの特徴と使い方のコツ

組み立て家具の主流になった六角穴ボルト

デザイン家具もリーズナブルに買える組み立て家具。その家具には必ずといっていいほど六角穴ボルトが付属しています。それは、一般的なネジに比べてしめつけやすくしっかり固定できるからです。

六角穴ボルトを固定する器具が六角棒レンチ

よく、新品の家具を購入するとL字型の棒が付属していますよね。これが六角棒レンチ。組み立て家具を六角穴ネジで接合するときに使います。

この六角棒レンチはスタンダードなL字型、T型、ドライバー型などがあり、大きさも豊富。六角棒レンチの特徴は、通常のプラスドライバーと違いボルトの六角穴とサイズがぴったり合わないと使えないため、ボルトが壊れにくくしっかり固定できるところ。

左:L型レンチ 右:ボールポイント

L型レンチのコツ

L字型のレンチは長い持ち手と短い持ち手があります。短い持ち手は早回し、長い持ち手は力が入るので本締めなどに最適です。このように、用途に合わせて使い分けましょう。

ボールポイント

先端が丸いポールポイントでは、六角棒レンチはボルトに対して斜めに差し込んで使用できるので、早回しなどに大変便利!

角度を付けて使用できる便利なタイプですが力の入れ過ぎに注意。接触面が少ないため、先端が破損することがありますので、最終的な締め込みや、緩める際に使用するのはなるべく避けるようにしましょう。

家具がぐらつくな…と思ったら

チェア、本棚、ダイニングテーブルは使っているうちにボルトがゆるみがち。そんなときは、六角穴ボルトを確認しましょう。組み立て家具がぐらつく場合、たいていはこの六角穴ボルトをしめなおすことで解決できます。

(文:柴田)

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