インテリアショップの店員さんは、平気で専門用語を使いますよね。普段あまり家具に触れる機会がないと、ダボといわれても…なんのことだか。ここでは、そもそもダボとはなにか。また、ダボの種類や活用方法をご紹介します。
そもそもダボとは木材の接合に使うもの
基本的にダボとは、木材に穴をあけてボンドとダボを差し込んで接合するためのもの。おもてにネジやクギをみせたくないときに使います。
今回はダボのなかでも棚ダボにスポットをあててみます!
棚ダボは収納スペースの調節に使える!
本棚などには、棚板の間隔を変えるため側面にいくつか穴があいています。ここに差し込んで棚板を固定するものが棚ダボです。この棚ダボを取り外すとある穴やヘコミはホゾといいます。
このように棚ダボは簡単に取り外すことができます。キャビネットの収納スペースをもう少し広くしたい… そんなときには、棚板が棚ダボで固定されていないか確認しましょう。あまり家具に触れる機会がないと、収納スペースの高さが変えられるこいうことすら知らないことも。
「あれ、本が入らないじゃん!」とならないように、棚板が可動できるかどうかもおさえておきたいポイントですね。
棚ダボにはさまざまな種類があります
棚ダボの種類は豊富!木ダボ、ステンレスダボ、真鍮ダボ、棚ダボなど用途に応じて使い分けます。DIYが得意な人ならドライバードリルでホゾ穴をつくり、新たに棚ダボを取り付けることもできます。
左:ステンレスダボ 右:ステンレスダボ
左:木製ダボ 右:プラスチックダボ
では棚ダボが紛失してしまったらどうしたらいいか…
棚ダボは部屋の模様替えや引っ越しをすると、不思議となくなるんです。まあ、小さいですからね。
まず、メーカーや商品名がわかる場合はそれぞれのサポート窓口に問い合わせます。メーカーによっては販売や無償でわけてくれるところも。
海外製や特殊な棚ダボでなければホームセンターで販売されています。さっそく探しに出かけましょう。
(文:柴田)