壁を飾ろう。 

壁を飾ろう。

インテリアにとって、家具や照明と同じくらい重要なパーツ「壁」。
今回は、ウォールデコについてご紹介します。
ウォールデコアイテムはいろいろありますが、家具のように大物ではない分、気楽に、そして模様替えも簡単。季節ごと、気分ごとに色々飾れる楽しさがあります。

いろんなアイテムの中から自分らしさを見つけてみてください。


著作者:Freepik/出典:Freepik

横長の鏡だと写り込む景色によって実際よりも奥行きがあるように見えて、空間を広く見せる効果があります。
窓の外の緑が映り込むように配置したらなお素敵になります。
鏡自体を絵や写真を飾るようにアート感覚で飾るのもおすすめです。額装のように凝った枠からデザイン自体がアートなものまで、お好みのテイストが必ず見つけやすいアイテムでもあります。

テキスタイル


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1枚の布がもたらす空間への効果を侮ることなかれ。選ぶテキスタイル1枚で、お部屋にインテリアスタイル、季節感を与え、パッと明るく、時にはシックに変化させてくれます。
大判サイズなら、カーテン代わりに窓際に吊るしたり、テーブルクロスやソファカバーにしたり、目隠しに被せたりと大判の生地は生活の中で色々と重宝します。
洋服を選ぶように、そして、洋服ではなかなか着こなしが難しい柄や色も、「飾る」と思えば、自分の本当の「好き」やこだわりを最優先して選ぶことができます。
テキスタイルを壁に飾るには、ファブリックパネルやタペストリーにするのがおすすめです。
こちらは、当店オリジナルブランド Revie Mobler Projectの「不要になった古い家具の木材から作ったポスターハンガー」です。

マリメッコやミナペルホネンなどのテキスタイルブランドはもちろん、海外や日本の伝統的染め物や織物はいかがでしょう?
有松絞や西陣織など日本の伝統工芸。アフリカやアジアの伝統的な生地。
こちらは、ヴィンテージのラオスの染織ラグです。 ラオスの染織には、伝統的な文様やデザインが多く含まれています。これらのデザインには、仏教的なシンボル、動植物、地域の風景、民族のアイデンティティを表す要素が取り入れられています。ラオスの染織は、その美しさと独自性によって国内外で高く評価されています。

または簡単に手に入る手ぬぐいでもいいんです。季節やイベントをモチーフやや旅先のお土産屋さんで出会った手ぬぐいは思い出とともに記念の一枚になります。

布類は増えても収納に場所を取らないので、季節や気分に合わせてポスターハンガーに着け換えるだけで色々と楽しめます。「不要になった古い家具の木材から作ったポスターハンガー」はポスターなどの紙類ももちろん挟めます。
ギャッベや段通、絨毯、キリムラグなどの本来床に敷くものですが、ミニサイズならむしろ壁に飾った方が可愛いものもあります。
こちらは、クム産ペルシャ絨毯です。
高級感を感じさせる鮮やかで細かく繊細な柄。ペルシャ絨毯で動物、ましてや人間が描かれた柄は珍しいのではと思います。今にも動き出しそうな、生き生きとした躍動感を感じます。
敷物としてだけでなく、ひとつの財産として存在価値のある一品。 使っていくほどに風合いが増していき、新品の時とはまた違った顔を見せてくれます。ずっと美しさが失われないのがペルシャ絨毯の優れた点でもありますね。

これらは織り子さんの感性ひとつで作り上げられ、二つとして同じデザインがないと言われています。芸術的価値も高く、財産になるといっても過言ではありません。

「ミニギャラリー」

テーマを持たせて遊んでみましょう。
例えば、色をあわせる、季節をあわせる、旅の思い出つながりであわせるなど。自然と統一感が生まれ、雑多感なくオシャレに飾ることができます。
また、あちこちに飾るのではなく、場所を限定して、飾る場所と飾らない場所との強弱をつけることで、空間がすっきり見えます。
こちらも、当店オリジナルブランド Revie Mobler Projectから「不要になった古い家具の木材から作ったウォールシェルフ」を使ったディスプレイ。

モノとの出会いは一期一会、せっかく手に入れた小物は暮らしの中で生かしたいもの。  
好きだからと言って、たくさんのモノを一度に飾ってしまったら、ごちゃごちゃしてしまいます。飾るモノの数を絞って少数精鋭にすることで、ひとつひとつの良さが際立ってきます。
だからこそ、「飾る」と「しまう」を繰り返して、暮らしの中で循環させましょう。

陶板やコレクションプレート


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陶板やプレートを飾ってみてはいかがでしょう? 陶板はその素材や製法により独特な美しさを持っています。
手作りのものや伝統的な技法で作られた陶板は、アートとしての価値が高まります。また、色彩や模様、テクスチャなど、陶板ならではの美しさを楽しむことができます。
天然の素材から作られることが一般的であり、そのために自然な風合いがあります。手触りや表面の質感が温かみを感じさせ、自然の要素を取り入れることができます。

コレクションプレートなどの絵皿も陶器をキャンバスにした絵画のような芸術性の高いアート作品です。
陶器の持つつややかさと発色の良さなど、他には代えがたい美しさを持っています。

陶板やプレートをさらに際立たせるには、スポットライトや間接照明を当てることで、その表情が変わります。特に夜間や暗い場所で美しさが引き立ててくれます。

装丁が美しい本は絵画のように飾ってみましょう。本棚に並べて背表紙しか見えないのはもったいない!装丁の美しさで選ぶなら洋書がおすすめです。英語が苦手で読み切れなくてもいいんです。装丁のデザインで選んでみましょう。他には、感度の高いインテリア雑誌やファッション誌は手軽に手に入れることができます。
こちらは、当店オリジナルブランド Revie Mobler Projectから「不要になった古い家具の木材から作ったウォールラック」を使ったディスプレイ。

飾る本からインスピレーションを受けて、それから連想される小物を隣に置いてみたり、お花を飾ってみたりしながら、流動性を持たせることで、お部屋に新しい空気が運ばれ、心身ともにリフレッシュできます。


最後に、壁自体をガラッと変えてみるのはどうでしょう。思い切って壁の一面や一部だけ色を変えて、アクセントウォールを楽しんでみては? RESTYLEはアニースローンの正規販売店です。 アニースローンはイギリス生まれの下塗り、研磨作業が不要のチョークペイント。鮮やかなカラーからくすみカラーまでカラー豊富です。

チョークペイントとは、イギリス生まれの水性塗料で、面倒な下処理不要、塗料とハケさえあればすぐにはじめられるお手軽なペイントです。
アニースローンチョークペイントは扱いやすさを第一に考えられていて、基本的な塗り方はもちろん、シャビー&エイジング加工もできます。 ペイントの主な成分は、炭酸カルシウムと水。有毒成分は含まれていないため、お子様にも安心。 欧州の厳しい規制に従って、独立して試験され、Toy Safe(おもちゃの安全)として認可されています。
シンナーなど使用していないため、においもほとんどありません。

「でも、いきなり壁を塗るのは勇気がいる。アニースローンがどんなペイントなのか、塗り方やテクニックを事前に試したい!」と言う方向けにワークショップ ベーシック講座ワークショップ テクニカル講座を準備しました。

家族でワイワイ楽しみながらペイントすれば、塗りムラも刷毛の跡もいい味となって一生の思い出に。

壁という無限の可能性を秘めたキャンバス。色んなアイテムやアイデアでインテリアを楽しんでみましょう。

(文:長谷川)

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