引越しの季節!不要な家具を高く売るコツは?中古家具の買取査定の経験をもとに金額がアップするコツを、こっそり伝授します。
1. ヤフオクやメルカリに出品
ずばり!これが一番高く売れます。
それは、私たちのような業者が間に入らないのでマージンがないからです。メルカリやラクマは希望の金額をつけることができますので、自分の売りたい言い値で出品できます。
しかし、雑貨や小物とちがって家具は大きいので保管や発送に手間がかかります。また、相手との直接取引なのでさまざまなトラブルのリスクがあります。例えば、入金されない、連絡がこない、クレームがあったなど。もちろん多くの取引がスムーズに進みますが、こういったトラブルもゼロではありません。
購入者の評価を確認して客観的に判断する、やり取りの内容や言葉遣いから相手の性格を事前に把握するなど、トラブルが起きないために自分で予防することが大切です。もちろん、ありのままを正しく丁寧に記載することも必要です。
また、オークションやフリマアプリは売れるまで待たなければなりませんので、「今すぐお金が欲しい」ときは向いていません。もちろん値下げをすれば早く売れますが、手数料や送料を差し引くと手元に残るお金はほんのわずかということもあります。
このような壁を乗り越えれば、ヤフオクやメルカリは一番高く売れる方法です。
2. 買取業者に依頼
2メートル近くもあるソファを自分で搬出や保管するのはとても大変。このような理由から、どれだけネットでのやり取りが進化しても、家具に関しては専門の買取業者に依頼する人が多いのも事実です。
となると、少しでも高く売ってお財布を潤したいですよね。「どうせ同じものなんだから査定額だって一緒でしょ?」と思いがちですが、まったくそんなことはありません!一つひとつ高く売れるポイントを押さえておくことで、思いもよらない金額で売れることだってあります。
大きな家具は近くのリサイクルショップに頼む
片道1時間以上もかかる業者さんへ依頼すれば、そのぶんの経費がかかりますので査定額は低くなります。とくに大きなものは大型トラックが必要になりますし、一人では運べないものはそのぶんの人件費もかかります。
自分で運べるものは店頭に持ち込む
経費がかからないぶん、これが一番高く買取りしてもらえます。
ただし、事前に電話やメールで相談しましょう。混雑時に急きょ持ち込むと、査定がおざなりになることがあるので注意が必要です。
業者の得意不得意を見極める
売りたいものと業者の得意分野がマッチングしているか、これは見落としがちですがとても重要です。
例えば、業務用の家具を取り扱う業者に家庭用の家具を依頼したり、高級家具の良さがわからないリサイクルショップにブランド家具を売ったりすれば、買取査定額は安くなってしまいます。
リスタイルは家具全般の知識を十分に持っていますし販売能力もあります。とくにデザイナーズ家具やヴィンテージ・北欧家具は買取査定額に自信があります。最近では北欧ヴィンテージ家具を多く買取りしました。ハンス・J・ウェグナーのミニベアチェア、アルネヤコブセンのセブンチェアやエイトチェア、アアルトのスツール60など。ほかにも、イームズのシェルチェア、ノールのチューリップチェアなど、北欧だけでなくミッドセンチュリー時代の名作も高く買取りできます。
ホームページでお得なクーポンを探す
最近の流行は「LINEの友だち追加で査定額10%UPクーポンプレゼント」です。楽天スーパーセールで買い物する前にポイントアップキャンペーンに事前エントリーしますよね。それと同じで、クーポンは先手必勝なので後出しはできません。必ずお得なクーポンがないかチェックしてから買取りを依頼しましょう。
ちなみにリスタイルはLINEの公式アカウントで査定額UPクーポンを不定期に配信しています。事前にLINEの友だちでないとクーポンを受け取れませんので、ぜひ買取りの前に公式アカウントを友だちに追加してくださいね。
売りたい家具について調る
ブランド、購入店舗、購入年月日、購入価格はすぐに回答できるようにしておきます。もちろん購入日は新しいほうが高く売れますし(ヴィンテージ家具は古いほうが高く売れます!)、家具のスペックや推しポイントがたくさんあったほうが査定額がつけやすいです。これがわからないと、どうしても高い金額をつけることができません。
掃除をする
パッと見たときの印象は大切。誰だって中古家具を買うときはきれいなほうがいいですよね。同じものでもきれいならそれだけで査定額がアップします。
掃除するときの注意点を1つ。例えば、革張りのソファについたシミ汚れはむやみに取らないほうがいいこともあります。強い薬剤を使って余計にひどくなってしまうと売れなくなります。
木製家具は全体を水拭きするだけでOK。ソファは掃除機をかけて隙間に入り込んだごみを取り除く程度でOKです。
手振れや逆光には注意する
ピントが合っていない写真や手振れによって見づらい写真は、適正に査定ができず査定額が低くなりがちです。また、逆光も本来のカラーがわかりづらくソファなどは色あせて見えてしまいます。
「実際はもっときれいだったのに!」とならないように、商品そのものの写真を撮影することが大切です。
NG!! 光でよくわからない
NG!! 光でよくわからない
NG!! 暗くてよくわからない
NG!! 光が当たって色あせのように見える
「伝わる」写真を撮影する
「ちょっとキズが多いからわからないように撮っておこう」、これはNGです。家具の査定は商品の状態がとても大切です。あとからキズや汚れが判明すると、見積もり額より実際に支払われる査定額のほうが安かったということになりかねません。
1. 全体がわかる写真
2. 素材がわかるアップの写真
3. キズやシミの写真
基本的にはこの3つをセットで撮影しましょう。
商品のイメージ画像はもちろん、情報は多いほうが査定額が高くなります。また、キズや不具合などのネガティブな情報もありのままに申告しましょう。ちなみにリスタイルの買取りはたくさんの内容を事前に質問するので、実際の査定額が大幅に減額することはありません。
(文:田沼)