チューリップチェア大量入荷!
エーロサーリネンの名作を今!!
リスタイルでも入荷することの多いKnoll(ノル)のアイテム。
中でも絶えず人気を博しているチューリップシリーズが大量入荷しました!(※2023/11/1現在)
今回はそんなチューリップシリーズの生みの親、エーロ・サーリネンとKnollの関係について掘り下げてみましょう!
20世紀の家具業界
20世紀で戦場とならかなったアメリカは、多くの面で発展しました。
家具やデザイン業界もそのひとつ。
大量の需要にこたえるため、新素材や量産のできる機能的な家具が求められたのです。
[ハーマンミラーVSノル]
そんな中現れたのが2大巨頭、ハーマンミラー社とノル社。
ノルは、1938年ドイツ出身のハンス・ノールが創業。
1947年にはデザイナーにチューリップチェアのデザイナー「エーロ・サーリネン」を迎えました。
[フローレンス・ノールとの関係]
また妻のフローレンス・ノールは、デザイナーや美術家の間では超名門、アメリカ版バウハウスとなるべく設立されたクランブルック美術アカデミーでデザインを学んでおり、デザイナーに対してもアイデアや提案を出し合ったりしていたのだとか。
そして、そのクランブルック美術アカデミーで教鞭を執っていたのがエリエル・サーリネン。
「エーロ・サーリネン」の父だったのです。
エーロ・サーリネン
1910年フィンランドのヘルシンキで生まれたエーロ・サーリネン。
1923年に家族でアメリカへ移住し、そこでフローレンス・ノールに出会いました。
彼女は父エリエル・サーリネンの教え子で、エーロ・サーリネンとは兄妹のような関係を築き、その後のノル社との関係につながったのです。
エーロ・サーリネンはその後10代後半から20代にかけてはパリで彫刻を、イエール大学で建築を学びました。
後のライバルとなるイームズとの出会い
20代後半にはクランブルック美術アカデミーの校長であった父エリエル・サーリネンのもとで教鞭を執りました。そこで後のライバルとなるイームズと出会ったのです。
ふたりの礎となる合作
彼らは共に成型合板の技術を研究し、ニューヨーク近代美術館主催のオーガニックデザインコンテストで金賞を受賞したのが”オーガニックチェア”です。
しかし当時としては量産が難しく、生産は見送られたものの、
その後のふたりの名作の礎となったことは確かです。
チューリップシリーズ
そんなオーガニックチェアにもつながるエーロ・サーリネンの代表作、チューリップチェアが大量入荷しました!(※2023/11/1現在)
ストーリーある名作をお部屋に迎えてみてはいかがでしょう?