100%リサイクルのダウン&フェザーを使ったクッションができるまで

新しいジャンルへの挑戦。

サーキュラーエコノミーなものは木材だけではありません。ダウン&フェザーも洗えばずっと使えるサーキュラーなものです。 私たちは新たに100%リサイクルのダウン&フェザークッションの開発を試みました。

素材を持って、 老舗の羽毛布団専門会社へ。

同じ愛知県春日井市にある羽毛布団専門工房のヤマギワさんに製造をお願いし、このプロジェクトの全面協力いただきました。 そして、ウチのお客様が不要になった羽毛布団やフェザーの枕、ソファのフェザークッションなどを持ってヤマギワさんへ。

Made in Japan、熟練の職人による技。

サイズや充填するダウンとフェザーの割合、生地などの打合せした後、実際に羽毛布団の解体やダウン&フェザーの充填作業を作業を見学しました。 職人さん達が一つ一つ丁寧に作業されていました。完全にmade in Japanの上に、すべて手作業です。大変手間がかかってます。

意外と知らない、 ダウンとフェザーの違い。

「ダウン」は日本語で「羽毛」です。水鳥の胸に生えている羽毛で、タンポポの綿毛のようにふわふわと芯がないもののことです。水鳥の大きさにもよりますが1羽から採れる量は5~10gと言われていて、大変貴重なものなのです。

「フェザー」日本語で「羽根」です。水鳥の翼あたりからとれ、湾曲した羽軸、芯があります。フェザーは羽軸を持っているので弾力性があり、型崩れしにくいので、おもに枕やクッションなどに使われます。

さらにちなみに、中身の割合がダウン50%以上であれば、「羽毛布団」と呼んでいいそうです。でも今はほとんどが、ダウン90%・フェザー10%の割合だそうです。 さらにさらに、水鳥にはグース=ガチョウとダック=アヒルの2種類あり、グース=ガチョウの方がからだも大きいので、羽毛(ダウン)のサイズも大きく、密度もあるので良質な羽毛が取れ、グースの方が高価らしい。

まずは3タイプ。

クッションは羽毛布団の中身をそのままの割合(ダウン90%フェザー10%)で作ったバージョンと、フェザー100%と中心にフェザーがあり、その周りにダウンを入れる三層構造のミックスの3タイプで作ってもらいました。

ダウンとフェザーは、 ずっと使い続けられます。

ダウン&フェザーは洗えばずっと使えるサーキュラーなモノなので、捨てずに形を変えて使い続けていくことができます。 お持ちの羽毛布団でクッションやダウンケットなどへの作り替えもお受けします。詳細は羽毛布団の大きさ(中身のダウン量)や作り替えのモノにより価格なども変わりますのでご相談ください。

そのほかにも、 新しい商品を開発しています。

地球にも水鳥にも優しい、サステナブルでエシカル、そしてサーキュラーエコノミーな取組みと、その恩恵が受けられる上質なクッションをお楽しみください。

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