リバイブモブラープロジェクトについて

Value

バリュー

リバイブモブラープロジェクトは、役目を終えて捨てられてしまう家具を回収するところから始まります。

いい木材が使われていたとしても、古いデザイン、使い勝手、傷や汚れなどの理由でリユースするがなければ、粗大ゴミとして廃棄されているのが現状です。しかし、その捨てられてしまうはずだった家具たちをレスキューし、本来ならばゴミとして燃やされ二酸化炭素になってしまう家具をアップサイクルさせることで脱炭素社会の一端を担うことが、このプロジェクトのパーパスです。

捨てるはずの家具の木材を再び利用することは、ゴミの削減だけではなく、無秩序な森林伐採を減らし、さらに炭素固定にもなります。そうすることで温室効果ガスを削減し、地球温暖化を減速させる役割の一つを担うのです。

新しく家具を買う人、大切な家具をなくなく手放す人、そして、このプロジェクトとまったく関係のない地球上に住むすべての人へ、それぞれにメリットをもたらしサスティナブルな価値を創造できるのが、リバイブモブラープロジェクトです。

Roots

ルーツ

中古家具販売を生業とする私たちRESTYLEでは家具の買取を行っているのですが、見積りをご依頼いただいたお客様との間で創業当時からよくあったやりとりが、

お客様:『ちょっと古いけど買った時はすごく高くってすごくいいモノだったんです!』
RESTYLE:『そうですよね。すごくいいモノはわかるんですが。。買取できないんです。スミマセン。。』

良質な木材を使って家具職人さんが作った高価な家具達も、時間が経ち、流行や生活様式の変化でまったく需要がなくなってしまえば、買取ができず廃棄されるしかないのが現状でした。お客様に申し訳なく、そして、その家具が捨てられてしまうのももったいない!なんとかならないかとスタッフ達で考えました。

『家具として需要がなくても使っている木材で何か作れないかな!』

この言葉から『Revive (蘇らせる) Mobler (デンマーク語で家具の意) Project (計画)』「リバイブモブラープロジェクト」は始まりました。

当時、誰も木工の知識も技術もなく手探りで始まった家具たちを蘇らせる作業。家具を解体してはその木材で何かを作る日々。ひとつひとつ手間をかけてやっと完成した商品も、なかなか思うように売れず、試行錯誤を繰り返してきた十数年の間、多くの失敗を乗り越え、ノウハウも蓄積され、技術も向上していきました。

今ではスタッフも増え、いっぱしの工房として稼働しています。その工房で家具を蘇らせるためにみんなが木材と格闘しながら、一つ一つ丁寧に手仕事で製品を作り出しています。

Mission

ミッション

この「リバイブモブラープロジェクト」は商品をたくさん売ることが目的ではありません。この取り組みをして、一人でも多くの人が地球環境保全・持続可能な社会について考え、行動するきっかけになればと思っています。

そして、考え行動する人たちのコミュニティーの場、活動拠点になり、地球環境・サステナビリティ・エシカル・サーキュラーエコノミーなどについて発信し、社会に広げていくことをミッションとしています。

Message

メッセージ

産業革命以降、資本主義経済は大量に生産し大量に消費することで発展をしてきました。そのおかげで私達は経済的に豊かになりましたが、買っては捨て買っては捨ての大量生産大量消費の社会は資源を無限の如く搾取し続け、昨今では 地球の限界「プラネタリーバウンダリー」を叫ぶ環境学者が後を立ちません。

国連の気候変動に関する政府間パネル (IPCC) の最新の報告書でも「人間が地 球温暖化を引き起こしていることは疑う余地がない」と断言しています。

今のペースで温室効果ガスの排出が続けば、異常気象など災害の確率は格段に上がって いきます。従来の大量生産モデルの資本主義は限界がきているのは明らかです。

これからは、資源を無限に掠奪する大量生産大量消費大量廃棄のリニアエコノミー(直線型経済) から、今ある資源を循環させるサーキュラーエコノミー(循環型経済)への転換が求められています。

「リバイブモブラープロジェクト」では 『木』をできるだけ循環させることでサーキュラーエコノミーを目指しています。

CEO横顔
四方 幸作

Partner

パートナー

わたしたちリバモと思いを共有し、一緒に活動いただいている企業様です。木材など素材の提供、プロダクトの委託製造、OEM商品の開発、家具回収の協力などなど多岐にわたります。ご興味がございましたらいつでもお問い合わせください。

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