小さな一羽が、暮らしを少しだけ豊かにする。

オイバ・トイッカが生んだ「シエッポ」の魅力

家具や照明は、部屋の印象を大きく変えます。

でも、実は暮らしの空気を変えてくれるのは、もっと小さな存在だったりします。

本棚の片隅。
窓辺の一角。
玄関の棚の上。

そこに、手のひらほどの小さなガラスの鳥がいるだけで、不思議と空間がやさしく感じられるのです。

それが、オイバ・トイッカがデザインした「シエッポ」です。

デザイナー オイバ・トイッカとは

遊び心あふれる発想で数多くのガラス作品を生み出したフィンランドを代表するデザイナー。
自然や鳥を愛し、その豊かな感性から生まれた作品は、実用品とアートの境界を越え、多くのコレクターを魅了しています。


(画像:「北欧雑貨と暮らす」雑誌|より)

「シエッポ」は、すべてのバードの原点

シエッポは、フィンランド語で「小鳥」という意味。

1970年代、オイバ・トイッカが生み出したこの作品は、現在も世界中で愛され続けているBirds by Toikkaシリーズの原点ともいえる存在です。

大きく羽を広げた鳥でもなく、精巧なリアルさを追求した作品でもありません。

ころんと丸いフォルム。
短いくちばし。
どこか愛嬌のある表情。

見る人によって、少し首をかしげているようにも、こちらを見つめているようにも感じられます。

だからこそ、何十年経っても飽きることがありません。

一羽ずつ違う。それがシエッポの魅力

シエッポは大量生産品ではありません。熟練した職人が一羽ずつ吹きガラスで仕上げていくため、

・丸み
・くちばしの向き
・ガラスの厚み
・色の入り方
・光の透け方

そのすべてに個性があります。

写真では同じように見えても、実際に並べると表情はまったく違います。

だからコレクターの間では

「この子に出会った」

という表現をする人も少なくありません。

光が当たるたび、違う表情になる

ガラスは、光があってこそ美しく輝く素材です。

朝のやわらかな光。

夕方のオレンジ色の光。

照明だけの静かな夜。

同じ一羽でも、その時間ごとに違う景色を見せてくれます。

窓辺だけではありません。

テレビボードや本棚、デスク、飾り棚。

小さなスペースでも存在感があり、置く場所を選ばないのもシエッポの魅力です。


(画像:「イッタラ公式」|より)

インテリアとの相性_北欧インテリアだけじゃない

「北欧のガラスだから北欧家具にしか合わない。」そんなイメージを持つ方もいます。

でも実際は、

オークの家具

ヴィンテージ家具

和家具

モダンな空間

アンティーク家具

どんなインテリアにも自然となじみます。

シエッポ自身が主役になるというより、その空間にそっと寄り添う存在だからです。


(画像:「scope公式HP」|より)

中古だから出会える色もある

長年作られてきたシエッポには、生産終了となったカラーや限定カラーも数多く存在します。

今では手に入らない配色や、当時ならではの色合いに惹かれて中古屋・オークションを探す人も少なくありません。

一期一会の出会いがあることも、中古・ヴィンテージならではの楽しみです。


(画像:「scope公式HP」|より)

暮らしの中に、小さな相棒を

家具を買うほどではない。

大きな模様替えをするわけでもない。

それでも、部屋の雰囲気を少し変えたい。

そんなとき、シエッポはきっと期待以上の存在になります。

お気に入りの棚に。

お気に入りの椅子の近くに。

季節の花の隣に。

気づけば、毎日目が合う場所にいる。

そんな一羽だからこそ、世界中で長く愛され続けているのかもしれません。

リスタイルのシエッポはこちらで販売中

(文:柴田)

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