終戦の日の翌日に思ったこと。

昨日、8月15日は75年目の終戦の日。

1945年8月14日に日本がポツダム宣言を受託し、

翌日15日、玉音放送により昭和天皇自らが戦争終結を発表した日。

 

最近、ここ数年でしょうか、テレビや新聞など、メディアであまり終戦の日のことや

8月6日、9日の原爆の日のこともあまり報道されなくなったような気がします。

 

以前はこの8月の半ばころには戦争の悲惨さを伝えるドラマや特番、ドキュメンタリーなどが

もっとやっていたような気がするのですが。。

 

戦争の体験者が減り、戦争の記憶が風化してきたのでしょうか。

 

私は子供のころ、おじいちゃんによく戦争のことを聞かされました。

おじいちゃんは太平洋戦争では南方の激戦地、ビルマの最前線に送り込まれ、

おじいちゃんの指の爪は弾丸が当たったらしく潰れていて、

その時の話などもよく聞かされました。

 

私が11歳のころ中井貴一が主演の映画『ビルマの竪琴』をおじいちゃんに連れられて見に行って

ふと横をみるとおじいちゃんが涙を流しながら見ていたことを思い出します。

 

零戦の特攻隊が敵艦に突っ込んで玉砕する話も手振りを交えながら話していて

子どもながらに衝撃的だったことも覚えています。

 

戦争を体験し、戦争の生々しい悲惨さを伝える語りべのような人たちが減ってしまった今日、

悲惨な戦争の記憶は風化してしまっているように感じます。

 

私は自分の子供たちに原爆の日や終戦の日には今日が何の日かを聞き、説明するようにしています。

せめてこの日が何の日かぐらいは日本人として知っていて、あの悲惨な戦争を知り、考える日にして欲しい。

そう考えます。

 

残酷な描写があり、学校で自由に閲覧できなくなったなどで話題になった

『はだしのゲン』の漫画もウチには置いています。

その残酷な出来事が戦争の悲惨さなのになぜ隠すのか?よくわからないですよね。

 

せめてこの日くらいは、もっとメディアで昔の映画とかドラマの再放送でもいいので、

戦争の悲惨さを伝える何かを放送するべきだと思います。

『火垂るの墓』『この世界の片隅に』などなど、

子供も見られるような映画なども以前はやっていましたよね。

 

安倍政権が憲法改正を目指しているので、裏ではいよいよこの辺の言論統制・情報統制が

はじまっているのではなかと勘ぐってしまいます。

 

新型コロナやTikTokの不信感などで、昔の日本のように、じわりじわりと世界中から真綿で首を絞めるように

追い詰められた中国がいつか暴発してしまうんじゃないかという恐怖もあります。

 

日本は、いや世界はじわりじわりとまた悲惨な戦争に向かっているような気がします。

 

それを止められるのは総理大臣でも政治家でもない、

私たち一人ひとりの平和への想いと行動ですね。

 

などと仕事とはまったく関係ないことを、終戦の日の翌日に思っております。

 

リスタイルは今日まで営業して明日17日~20日まで夏休みを頂きます!

今年は18歳で京都の実家を出て初めて、コロナや長男の学校などもあり、

お盆に帰省しない予定です。

 

さあ、何しようかなあ。

 

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